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言いました、優勝確率94.2%。ソフトバンク独走、マジック53点灯 ― 西武は1週間で21.9%→4.8%に急落【7月21日試合終了時点】

2026年7月22日

言おう。福岡ソフトバンクホークス、当サイト独自の試算による優勝確率、94.2%。マジックナンバーはついに「53」まで点灯した。パ・リーグの優勝争い、ここへきて景色が変わりつつある(本記事のデータは2026年7月21日試合終了時点。西武はこの日試合がなく、直近の成績は7月20日終了時点のもの。優勝確率・マジックナンバーは当サイト独自の試算値であり、NPB公式発表ではない)。

順位表は3.5差、それでもシミュレーションは違う景色を見ている

現在の順位表を見る限り、まだ「独走」と言い切るには早いように映るかもしれない。ソフトバンク54勝33敗1分・勝率.621。2位西武51勝37敗3分・勝率.580、ゲーム差3.5。数字だけ追えば、まだ射程圏という見方もできる差だ。

しかし当サイトの独自シミュレーション(残り試合をモンテカルロ法で1万回試行)が弾き出す優勝確率は、ソフトバンク94.2%に対し、西武はわずか4.8%。3位日本ハムも1.0%にとどまる。ゲーム差という「見た目の数字」と、確率という「これから起こりうることの数字」との間に、静かに、しかし着実に開きが生まれている。

この1週間で何が起きたか ― 69.5%から94.2%へ、+24.7pt

数字の推移を並べてみる。ソフトバンクの優勝確率は7月15日時点で69.5%だった。そこから7月16日85.5%、17日85.8%、18日93.1%、19日93.9%、20日には97.0%まで到達し、21日は94.2%。この6日間で+24.7ptという急角度の上昇だ。

対する西武は、同じ7月15日に21.9%あった確率が、16日11.1%、17日10.8%、18日3.8%、19日3.1%、20日2.7%と落ち続けた。7月21日は4.8%とわずかに戻したが、これは西武がこの日試合を行わず、ソフトバンクが7月21日のオリックス戦を1-2で落とした(先発上沢直之が黒星、オリックスは先発エスピノーザから抑えのマチャドへとつなぐ継投で逃げ切った)ことで、確率の一部が西武側にわずかに戻っただけの動きだ。西武自身が勝って掴んだ上げ幅ではない、という点は正直に書いておきたい。

マジックナンバー「53」の意味

優勝マジックナンバーは、当サイトの算出方法(残り試合143試合制、2位球団との関係のみで算出する簡易版)に基づくと「53」。ソフトバンクの54勝と、2位西武の37敗を組み合わせた数字だ。まだ53という数字は大きく見えるが、独走ペースのチームにとってこの数字は、勝つたびに、そして西武が負けるたびに、着実に減っていくカウントダウンでしかない。

直近10試合の勝敗を見ても、その勢いの差は数字に表れている。ソフトバンクは7勝3敗、当サイト独自のチーム力指標(Eloレーティング)は1626.7でパ・リーグ最高値。西武は6勝4敗で健闘しているが、Eloレーティングは1547.2。悪くない数字だが、独走するチームとの差は、じわりと開いている。

2位争いも動いている ― 西武と日本ハム、その差わずか2.0

忘れてはいけないのが、優勝争いの陰で続く2位争いだ。西武51勝37敗3分に対し、3位日本ハムは51勝41敗0分。勝ち数は並んでいるが、負け数の差から生まれるゲーム差はわずか2.0。クライマックスシリーズでのアドバンテージを占う2位の座は、まだ決して安泰ではない。ソフトバンクの独走の陰で、もう一つの緊張感あるレースが進行している。

そして迫る直接対決 ― 7月24日から西武へ乗り込む

本日7月22日、ソフトバンクはオリックスとの3連戦2戦目をホームで戦い、片山楽生と外国人右腕C.スチュワートJr.が先発。西武は本拠地に日本ハムを迎え、伊藤大海と平良海馬が投げ合う。それぞれ違う相手との戦いだが、真のヤマ場はこの先だ。

7月24日から26日にかけて、ソフトバンクは西武の本拠地に乗り込み、直接対決の3連戦を戦う。3.5ゲーム差、そしてマジック53を抱えたまま迎えるこのカード、ソフトバンクが勝ち越せばゲーム差はさらに開き、独走の確度は一段と増す。逆に西武が意地を見せて連勝を飾れば、94.2%という数字にもう一度ヒビが入る展開は十分にありうる。数字が「ほぼ決着」に近づいているからこそ、この直接対決の持つ意味は大きい。

独走の先にあるもの ― 3年連続優勝という記録

ソフトバンクは昨年2025年、2年連続でパ・リーグ優勝を果たしている。もし今季もこのまま独走を続け、優勝を決めることになれば、3年連続の頂点という記録がかかる。当サイトの試算が示す94.2%という数字は、その可能性がかなり現実味を帯びてきたことを示しているが、それでもまだ100%ではない。5.8%という「もしも」が残っている限り、シーズンは終わっていない。

順位表の3.5ゲーム差、そして西武・日本ハムの2位争い、さらに来週の直接対決。数字が語る「独走」と、グラウンドで戦う選手たちの「まだ終わっていない」という気迫。この両方を見届けながら、ペナントレースの続きを追いかけていきたい。

この記事についてのお断り

本記事で示した優勝確率・マジックナンバー・チーム力指標(Eloレーティング)は、公開されている試合結果・順位データをもとにした当サイト独自の分析・試算であり、NPB(日本野球機構)やパ・リーグ、各球団の公式発表数値ではない。シミュレーションはモンテカルロ法による残り試合の確率的な試行に基づくものであり、選手個々のコンディションや故障、トレードなど、試算に反映しきれない要素も存在する。掲載している確率・数値は執筆時点(2026年7月21日試合終了時点)のスナップショットであり、翌日以降の試合結果によって変動する。算出方法の詳細は当サイトの算出方法についてのページを参照してほしい。